朝、カフェで読書会

日曜日の朝、都内のカフェで好きな本を持ちよりながら、情報交換をしている読書会のブログ

希望の国のエクソダス

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「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが希望だけがない。」

2000年発刊の『希望の国のエクソダス』には、村上龍の強烈なメッセージが込められています。

「でも歴史的に考えてみると、それは当たり前だし、戦争のあとの廃墟の時代のように、希望だけがあるという時代よりはましだと思います。 (中略)
生きていくために必要なものがとりあえずすべて揃っていて、それで希望だけがない、という国で、希望だけしかなかった頃とほとんど変わらない教育を受けているという事実をどう考えればいいのだろうか。」


自由を得るためにこれまで頑張ってきました。豊かになったおかげで自由と選択肢が増えてきました。そこまではいいと思います。

しかし、「自分の好きなものを自由に選んでください」と言われた途端、「自分の欲するものが何か分からなくなって困っている」という落としどころがない話になってしまうのは何かが変です。

自由であるということは、物事の良し悪しや自分の将来に関わる選択の多くを、自分で考え判断していくということです。つまり、自由には責任が伴うのです。

厳しいかもしれませんが、今後はより一層、個々の力、判断力が試される時代になっていきます。

読書会は、そんな世知辛い世の中でも、希望を持って、豊かに、賢く、生産的にに生きたい皆さんの集まりにしていきたいと考えています。

宜しくお願いします^^b
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