朝、カフェで読書会

日曜日の朝、都内のカフェで好きな本を持ちよりながら、情報交換をしている読書会のブログ

活動日記 6月10日

おはようございます( ^-^)ノ
ムシムシしてきましたが、アメニモマケズアツサニモマケズ、頑張りましょう!!

先日の読書会は代官山holyで開催されました。コンクリート打ちっぱなし壁面とオシャレな家具が並ぶ店内は雰囲気も良く、居心地が良かったです。

さて、紹介された本です。

◇愛されるアイデアのつくり方
愛されるCMとは好きな女の子への告白のようなものだ。お客様に向き合うとは何か?どうすれば、お客様と目線を合わせられるのか?このフレーズを聞いたお客様はどのような印象を受けるか?徹底的にお客様のことを考え抜くこと。エステーの愛されるCMの源泉は、担当チームの仕事に対するひたむきさと情熱があった。

◇IGPI経営分析のリアル・ノウハウ
企業も生命体としていき続けていくためには、定期健診を受けて、予防したり、潜在的なリスクを回避したりしなければいけない。異常が見つかれば、さらに精密検査を行ない、個別の治療方針、予防方針を立て、実行する。これを、経営モニタリングという。通常の財務分析からは得られないリアルな経営ノウハウが詰まった一冊。

◇私、社長ではなくなりました。
2004年に売上は20億円になった一方で借入は総額40億円にも上った。ビジネスの世界では投資する金額が大きくなればなるほど、勝てる確率の高い勝負ができると思った。金利さえ払えば、借入は一生返済しなくてもいいくらいの感覚だった。リーマン・ショックが最後の引き金を引いた。受注は激減し、前年の半分。金利1億を払うことは不可能。リストラも行い、社員が会社を離れていった。

◇続・可視経営
可視経営とは、業務プロセスを誰もが目で見てわかる状態にすること。この考え方は、ものづくりの現場では以前から浸透しているが、いわゆるホワイトカラーの業務ではほとんど浸透していなかった。人に業務がついている状態を切り離し、誰にでもわかるマニュアルに仕立てる。ムダな業務が一目で分かり、工数が大幅に削減できる。

◇図で考えるとすべてまとまる
仕事が出来る人は図を書くのが上手い。図で考えることで、頭が整理され、問題解決能力が高まり、仕事が早くなり、伝わる力が増す。世界トップクラスのアートスクールで学び、JPモルガンボストンコンサルティンググループを経て、飲食店コンサルタントをしている人が著者。

◇自爆する若者たち
中東やアフリカで繰り返される紛争は、民族や宗教、貧困が真の原因ではない。戦闘能力の高い15~25歳の青年層が人口に占める割合が30%を超えるとテロや革命など政情不安に陥る。若本が仕事につけなくなり、二男・三男が食べていけなくなると政情不安に陥る。イラクなどの中東諸国は、今後さらに政情不安な社会になっていく。

◇ビッグデータ革命
ビッグデータを活用が社会を変えていく。例えば個人個人のGPSデータを利用して、リアルタイムできめ細かい交通渋滞情報をカーナビで流し、渋滞解消できるなど行える。Google翻訳は、辞書を参照しておらず、これもビッグデータの中から統計的に翻訳されている。

◇他社から引き抜かれる人の仕事術
他社から引き抜かれるプロセスは、①目の前の業務で成果を出す、②その成果をまわりの人に知ってもらう、③「こいつと一緒に仕事がしたい」と思ってもらう。具体的な施策としては、自分の最も得意としている仕事の分野、お金を稼ぐための武器を持つ。キャリアの目標設定と修正を日常的に行う。

◇すごい会社のすごい考え方
結局のところ、会社の成功は「個人の仕事術」の集大成。どんなに統一した理念による集合体であっても、どの会社も個人の積み重ねで成り立っている。

次回の読書会は品川駅直結のウィング高輪WEST「WIRED CAFE高輪店」で開催予定です。

6月17日(日)11時@WIRED CAFE高輪店(品川)
http://www.facebook.com/events/107905202682068/

宜しくお願いします♪