朝、カフェで読書会

日曜日の朝、都内のカフェで好きな本を持ちよりながら、情報交換をしている読書会のブログ

活動日記 3月4日

f:id:umikasa:20121207012946j:plain

 

皆さまこんばんわ( ^-^)ノ
少しづつ暖かくなってきましたね。春はもうすぐ!?

先週の読書会は渋谷のタイムカフェ at BEAMSで開催されました。BEAMSが経営するカフェはポップな家具が特徴。

さて、紹介された本です。


・失敗の本質
第二次世界大戦時の日本軍の失敗原因を追究したもの。日本軍の過去の成功体験に基づく戦況判断の甘さと、状況判断の甘さに起因する戦力の一挙投入ではなく逐次投入が、対連合国軍に対する日本軍の作戦の失敗の一因であったと分析している。戦略の失敗は戦術で取り返せない、というフレームワークは有名。日本軍は、戦略志向は短期決戦型で、戦略策定の方法論は合理主義というよりも一部の人間の独特の主観であった。現場と本部の疎通が上手くいかず、後半は現場主導/全体戦略不在の攻防が繰り返された。

・イノベーションのDNA
関連付けの思考、質問力、観察力、ネットワーク力、実験力。これら5つが、イノベーティブな起業家に共通して優れているスキル。イノベーターは、多様な背景や考え方を持歩つ人達との幅広いネットワークを通じて、アイデアを見つけたり試したりする。また、つねに新しい経験に挑む。経験を通じて、世界を飽くこと無く探求し、様々な仮説を検証している。5つのスキルを習得すれば誰でもイノベーティブなアイディアを生み出す能力を高められる。

・「技術のある会社」がなぜか儲からない本当の理由
製造業の事業所数はピークから43%減。勝ち組と負け組の二極化が進んでいる。日本の産業出荷額に占める外需の割合が年々増して行っている。町工場や中小工場がターゲットにするべきなのは、グローバル展開している大企業。 大企業攻略のポイントは資材部を避け、設計開発部門にあたること。

・中国化する日本
中国は10世紀宋の時代に、実力主義を導入した。皇帝以外に世襲はなく国民は基本的に実力に見合った地位や収入が手に入る仕組み。それは、社会に貨幣経済を浸透させ、経済活動は自由にするかわりに政治は先生支配によって維持する体制をとった(=中国化)。一方の日本は、明治維新や小泉元首相の改革などで競争主義を幾度となく導入しようとしたが、古き良き時代を守ろうとするなど、経済や社会を統制するかわりに生活はそれなりに保障される体制をとった(=江戸時代化)。

・統計でウソをつく法
統計にだまされないために、だます方法を教えた本。「平均」には平均値、中央値、最頻値の3種類がある。どれも「平均」として使うことができるが、大きく数字が異なることがある。グラフ化して提示することで差異を拡大する、故意に印象づけるテクニックなどが紹介されている。

・知覧からの手紙
終戦直前、挙式を間近に控えていた穴沢利夫少尉は、知覧から飛び立ち還らぬ人となった。婚約者へ宛てた手紙では、自分のことは忘れて幸せに生きよと綴りながら、最後に、ほとばしる感情を吐露していた――「智恵子会いたい、話したい、無性に」。貴重なノンフィクション。 双方の純粋な思いが心を動かす。人生にとって本当に大切なものはなにか、考えさせられた一冊。

盛り上がったのは「戦時中の現場ヒーロー」のくだり。現場で成績をあげた軍人が権力を持つようになると、本部の意向を無視した行動がまかり通るようになり、統率がとれなくなった。身近なところでも、上司の言うことを聞かない優秀な部下の扱いに困る、などありますよね。

次回の読書会は3月11日(日)11時にで開催予定です。
宜しくお願いします。
広告を非表示にする