朝、カフェで読書会

日曜日の朝、都内のカフェで好きな本を持ちよりながら、情報交換をしている読書会のブログ

一つのことを信じて長期的に取り組むことが大事

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(^o^)ノ <おはようございます!

先日の読書会で、信じる力が失われつつある、という話がありました。

何事でも一定の成果を出すために

は、一つのことを信じて長期的に取り組むことが大事。しかし、情報が溢れ、他の選択肢を容易に選べる世の中になって、一つのことを信じるということが難しくなっている、という話です。

現在、バングラディッシュでは小学校の建設が進んでいるのに、教師がいない。生徒の学ぶ意欲は旺盛なのに、教材がない。そんな状況の中、生徒達は、各国から支給される英語の中古本を必死に読んで、先生がいない中で英語を習得しているそうです。

明治初期の日本もまさにそんな時代だったのだと思います。明治政府設立の立役者たちは、数少ない教材、ネイティブもいない環境で英語を習得しています。

ひるがえって、今日の日本はどうでしょうか?

分らない単語の意味はスマフォですぐに調べられる。SkypeFacebookを活用すれば、ネイティブ話者と生のコミュニケーションをリアルタイムで行える。こんな恵まれた環境になった一方で、学ぶ意欲が失われてしまった。これは何とも皮肉に感じます。

英語学習に限りません。

今の時代、一つのことを信じてやり切る力、「信じる力」が求められている気がします。

そんな問題意識をもとに、6月23日の読書会は福澤諭吉の『学問のすすめ』を課題本にして開催致します。(月1回、開催している課題本有り会です)

ちょっと固い話になりましたが、興味がある方は是非、気軽に参加下さい。

◇今後の読書会開催予定
 https://www.facebook.com/dokushokai/events

宜しくお願いします。