朝、カフェで読書会

日曜日の朝、都内のカフェで好きな本を持ちよりながら、情報交換をしている読書会のブログ

活動日記 5月6日

こんにちわ^-^。

いい天気ですね。先週の読書会は青山一丁目のタリーズで開催されました。参加者は、経営者・会計士・デザイナー・小学校先生・コンサルなどなど様々でした。さて、紹介された本です。

・数学的思考法の技術
ナイトは確率計算できる不確実性を「リスク」と呼び、計算できない「不確実性」とを区別し、リスクと不確実性は違うと主張した。そして、測定可能なリスクはすこしも不確実ではないと断じた。世界で起こる出来事は、複雑な要因に支配され、決して同一の環境から出来事が生起することはありえない。したがって、独立試行を反復的に行うことによって導かれる大数の法則を後ろ盾にした数学的確率は、現実の不確実性を描写してはいない。

・Harvard Business Review4月号。
チーム構成員のコミュニケーションが、チームの生産性にどう影響しているかをMITが分析。独裁性が強いチームより、比較的多

くの人が均等にコミュニケーションを取る協調性のあるチームの方が生産性が高いことが判明。また、多国籍チームを分析し、米国人に偏っていたコミュニケーションを是正すると、いままで話をしていなかった人が話し始めるだけでなく、チーム全員のコミュニケーションが活発し、生産性が上がった。

・まずは、つき合う人を変えなさい!
付き合っている人で年収が変わってくる。カバン持ちで学ぶことが多い。生産性の高い人と出会うことで、人生が一変することがある。成功者をメンターにし行動をともにして、成功者の考え方、価値観、良い習慣を身につけることが成功への近道。本書では、いい影響をくれる人との出会い方、良好な人間関係の築き方などを具体的に紹介。

・プランB
ほとんどの成功企業も元々のプランは失敗している。業界の地図を塗り替えるような破壊的アイデアは、プランAからは生まれない。その失敗を検証することによって生まれるプランBによって成し遂げられる。顧客の反応を見ながら、独自の着想を追加し、試行錯誤していくことが重要。偉大なアントレプレナーは、プランBを単に持っているだけでなく、常に別のプランを考案し続けている。

・99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
「とりあえず」ではなく「まず」と言ってみる。優秀なヤツは、若手中堅ベテランに限らず、議論の最中に立ち上がってホワイトボードに書き始める。あえて自信満々にふるまうことで、相手の反応をポジティブなものにし、自分自身の追い風にする、裏を返せば、自分からわざわざ逆風を作り出し、無用な労力・時間を生むような愚はあえて冒さない。

・仕事は5年でやめなさい
期限を設けることで、効率が高まる。仕事において区切りをつけるのはなかなか難しいが、タリーズコーヒー創業者である松田氏ははっきりと「5年」とつけている。入社してから5年後に何をどうしていたいか、目標をきっちりたて物事に取り組むことが重要。目的と目標を分ける。スタッフをフェローと呼ぶ。フェロー同士は下の名前で呼び合う。これがタリーズの仕来たり。

IFRSはこうなる
借入金も信用リスクで割り引いて時価評価?のれんは償却しなくていい?国際会計基準IFRS)の問題点、導入の背景などについて解説した一冊。日本がいままでとってきた収益費用アプローチは、「売上」を計算するもの。一方、IFRSの資産負債アプローチでは純資産の増加分、つまり「包括利益」を計算する。純資産には、固定資産の価値も含まれるので、営業であげたものが利益という今までの考え方とは異なってくる。

・ルワンダ中央銀行総裁日記
元日銀マン服部正也氏が1965年から71年までの6年間独立後間もないルワンダの中央銀行総裁として勤務した当時の回顧録。政府の役人については国全体でも大学教育を受けた者が数えるほどしかいないため素質が劣悪。加えて植民地時代が長かったためルワンダ人の白人コンプレックスは深刻で何をするにも自信がない。服部は自らで帳簿を付け業務までも行っていく。

盛り上がったくだりは、キャリアプランの話です。何のために今の仕事をしているか、今後何がしたいのか。時間があれば皆さんとゆっくりお話が出来ればと考えてます♪

宜しくお願いします。