朝、カフェで読書会

日曜日の朝、都内のカフェで好きな本を持ちよりながら、情報交換をしている読書会のブログ

活動日記 3月18日

f:id:umikasa:20121207012603j:plain

 

皆さま、こんにちわ( ^-^)ノ
急に暖かくなってきましたね。桜の開花もちらほら見られるようになってきました。春はもうすぐです。

先日の読書会は恵比寿カフェで開催されました。オシャレな家具が並ぶ店内は雰囲気も良く、居心地が良かったです。加えて、恵比寿駅徒歩1分のロケーション。ヘビーユース確定です。

さて、紹介された本です。


成毛眞スティーブ・ジョブズ超解釈
スティーブ・ジョブズに憧れてはいけない。なぜなら、それはあなたを成功から遠ざけることになるから。ジョブズの自伝は日本で100万冊売れた。これを読んでる時点で100万人と一緒。ジョブズ本を読み、ジョブズを真似ることが、逆に創造性と独創性を失う。創造性というものは「他と異なる」という事が大前提である。まずは自分の人生をしっかり生きる。

・「反原発」の不都合な真実
原発では誰も死んでいない。火力発電に移行した段階で3,000人が死ぬ。福島第一原子力発電所での事故発生から、マスメディアではおびただしい数の報道がなされた。その多くが、原発は悪で、なくすことが正義だという論調。しかし、実際には、原子力は火力や水力よりも安全であること、自然エネルギーは原子力よりも効率が悪いだけではなく危険であることが分かってくる。

・資本主義と自由
小泉首相やサッチャーレーガンなど昨今の政治家に多大な影響を与えた経済学者フリードマンの代表作。フリードマンが提案した「政府に委ねるべきではない施策リスト」は小さな政府を目指す指針となった。資本主義諸国圏とその追随地域でおこった民営化や規制緩和の路線は、すべて本書にもとづいている。フリードマンにとっての理想は、規制のない自由主義経済であり、従って詐欺や欺瞞に対する取り締まりを別にすれば、あらゆる市場への規制は排除されるべきと考えた。

・経済成長神話の終わり
経済のゴールを、GDPのようなものを大きくすることから、人間の生活を改善することに変革させていくことが必要。そもそも経済とはそのもののみを基盤とするのではなく、社会、倫理、政治、そして法律や文化の土壌の上に築かれるものである。人々がお互いにどう助け合うか、人々の夢を国家単位でまとめた場合どんなものになるのか、ということをベースに作られるべき。

・人を魅了する
優れた素材と、好ましくて信頼できる人物が組み合わされば、人々を魅了できる。魅了された人々は自発的に、長期的に自分/商品をサポートしてくれるようになる。人から信頼されるためには、まず自分から人を信頼する。自分が得る利益は明らかにする。動機をオープンにする。ストーリーを語る。たくさん種をまく。初めは数が勝負。

・次なる経済大国
10年前に予測したBRICsの成長は予想を超えていた。世界経済の主役が欧米日の時代は終わった。日本は世界経済の成長に積極的に関わるべき。現在のG7は実体を伴っていない。アメリカ、中国、日本、EU代表のG4でいい。BRICs4か国に、トルコ、メキシコ、インドネシア、韓国を加えた8か国がこれから世界を牽引する。これから20年、世界は繁栄の時代を迎える 

・予想どおりに不合理
無料は人を狂わす。失うリスクがない、無料という価値は、単なる値引き以上の効果をもたらす。選択枝に「おとり」を設定すると、特定の選択枝に、顧客を誘導することができる。似たような製品が販売されていると、たいていの場合、中間価格の製品が選択される。 価格の高い料理をメニューに加えると、たとえそれを注文する人がいなくても、 レストラン全体の収入が増える。たいていの人は次に高いものを注文する。

・夢をかなえるゾウ
成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?それは、多くの人が読むだけで、実行に移さないから。1日に1つだけいいから、挑戦してみて、先に進んでいくことが大事。「お金いうんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらうもんや。」


印象に残ったのは、「芸能界で成功している人」に関してのくだり。業界キーマンのネットワークを広く深く持っている人たちが、成功者のようです。

次回の読書会は25日(日)11時より、六本木のWIRED CAFE Dining Loungeで開催します。

宜しくお願いします。