朝、カフェで読書会

日曜日の朝、都内のカフェで好きな本を持ちよりながら、情報交換をしている読書会のブログ

活動日記 2月5日

こんばんわ^-^。

先週の読書会は原宿はモントークで開催されました。看板のない3階建のカフェはいかにも隠れ家。ゆったりとした空間とオシャレ感が◎。表参道ロータスが好きな人なんかにはおススメ。

参加メンバーは、ゲーム会社勤務、弁理士、ベンチャー経営者、投資ファンド、会計士、マーケティング会社など様々でした。

さて、紹介された本です。

スターバックス成功物語
スターバックス創業者が、スタバ低迷の原因を分析し、再生するに至るまでの道のりが書かれた本。スタバが提供しているものは何なのかと熟考する創業者の姿勢から、本質的な物事の考え方を学べる。また、従業員をパートナーと呼ぶスタバの経営から、感情資本への投資の大切さを学ぶ。


・「習慣で買う」のつくり方
最新の脳科学をもとにした研究から判明。マーケティングで最も大切なことは人間の行動の95%を支配している「無意識」にあった。これまで「消費者が自分で考え、判断して行動する」という前提を改め、習慣として商品を買ってもらうようにする方法を紹介している。スタバに人が通うのも店舗数の多さとカフェインが要因。

・TPP亡国論
TPPへの参加は、日本にメリットがない(アメリカが利する)、デフレを加速させると解説。TPP反対の立場を取る。現在、TPP交渉に参加している9カ国に日本を加えたGDPシェアは日米で約90%。アジアの成長を取り込むことなどは妄想である。

・日本経済の底力
日本経済が飛躍的成長を遂げるための鍵は「技術進歩」であると説き、グローバル化と産業集積の必要性を語っている。TPP賛成の立場の本。グローバル化により海外から技術やアイデアを学ぶ戦略はイノベーションをもたらす。輸出ビジネス面白い?

・小さなチーム、大きな仕事
小さなチームで粋なWebサービスを作り続ける37Signalsの著書。起業の準備をしている中で、今後の仕事観について参考になった一冊。1人当たりの付加価値、1人当たりの売上に拘る姿勢が、現在検討しているコンサルファームでの起業の目指す方向と重なった。要点はWebページ「Getting Real」でも公開されている。日本人は働きすぎ?

・スイッチ!
「変われない」を変える方法は、潜在意識や感情に上手く働きかけること。本書では人の行動は、象使いになぞらえて象を感情、象使いを”理性”と例えている。人間の性質を理解することで、他人とのコミュニケーション、組織のマネジメント、自分の行動管理などに活かすことが出来る。

・2022年、これから10年、活躍できる人の条件
カリスマコンサルタントがこれから10年の変化を示す。日本の歴史は70年周期の特徴がある。今から70年前は、ミッドウェー海戦があり日本敗退が決定づけられた。時代によって、求められる人物像が異なる。創造する人、伸ばす人、管理する人、壊す人。今の時代はどんな人が活躍する?

・ハーバード式仕事の教科書
ハーバード卒経営者の心得、仕事哲学集。ハーバード在学中、授業内での発言力を得るために、パーティなどを主催し仲間の中で目立つことを意図的にやる。なぜ几帳面な人ほどリストラされる理由は、報告・共有を密にしているとその人がいなくなっても仕事が回るから。一見、突拍子もないようなアイデアも実は論理的な思考の結果の行動。

ティッピングポイント
ティッピング・ポイントとは商品やサービスが急に売れ始めるポイントのこと。予測可能に変化するような直線的な現象ではない。それは急激かつドラマチックに方向を変えるような現象であり、非直線的な現象。3つの原則、少数者の法則、粘りの要素、背景の力がある。

今週12日(日)の読書会は白金台irving placeで開催を予定しています。
宜しくお願いします。