朝、カフェで読書会

日曜日の朝、都内のカフェで好きな本を持ちよりながら、情報交換をしている読書会のブログ

活動日記 1月29日

f:id:umikasa:20121207013814j:plain

 

こんばんわ~。

先週の読書会は青山ロイヤルガーデンカフェで開催されました。ここはいちょう並木沿いにあるお洒落なカフェです。木漏れ日と廃材を利用したテーブル席が、何とも言えない温もりを感じさせてくれる居心地の良いカフェでした。別荘地のカフェが好きな方なんかにはおススメです。

さて、紹介された本です。当日の人気順で並べてみました。(ちょっと多いです汗)


1位:勝ち続ける経営
アップルから日本マクドナルドに転籍し、V字回復を達成させた原田CEOの経営に関する考え方が詰まった一冊。マクドナルドはデフレが進む中、単価を上げて業績を伸ばしている稀有な企業。低価格・高品質のコーヒーを提供するくだりが逸品。コーヒーは、頭打ちの既存の商品の売り上げを補う第2の柱ではなく、あくまでも経営を支えているビッグマックなどの重要商品を、より多く売るための手段という位置づけ。

2位:100円のコーラを1,000円で売る方法
コトラーからポジショニング戦略、キャズム理論までマーケティングの主要理論を身近な事例とともに学べるようにした一冊。マーケティング入門に最適。日本人の勤勉さは「不毛な価格競争、高品質なのに低利益」を生み出している。価値を上げるためにはマーケティングが不可欠。

3位:経営の美学
日本企業の経験を踏まえ、価値創造と日本的な経営美学の在り方を論じた一冊。良い意味での日本の曖昧さと、市場原理/グローバリズムを統合・融合させることで新しい日本経営の在り方を説いている。資生堂や三井物産などなかなか本に出てこない企業経営者の話などもあり、日本企業の経営に対する考え方が学べるユニークな一冊。

4位:幸せな未来は「ゲーム」が創る
ゲームデザイナーでもある著者が主張するのは、ゲームには人を幸福にする優れた仕組みが内包されており、その仕組みを現実世界に上手く活用することで、世界の現実的な問題を解決することができる。優れたゲームにはゴール、ルール、フィードバックシステム、自主参加という特徴がある。

5位:面白法人カヤックはどこが「面白い」のか
真面目にかつ面白く、利益を出しつつアホなこともする。ユニークなサービスと独特な組織づくり・経営手法で有名な面白法人カヤック。激しい環境変化に対応するため、あえて組織に揺らぎを与えることで、独自の事業展開をしている。360度評価などでも出来る限り客観的に社員の評価を取り入れられるよう独自の仕組みを構築している。

6位:いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法
心理学の専門家が深層心理を読みとくことで、先送りの原因とその解決策を教示してくれる。ポイントは未来の自分に期待しないこと。未来の自分も今の自分とそんなに変わっていないんだから、今やった方が効率的。この本を読んで、毎朝30分決まった時間にデスクの整理をすることの意義や効果を実感でき、生産性が上がった。

7位:金持ち父さん貧乏父さん
震災後、会社とのやり取りのなかで、このままでいいのかと考えていたときに出合った一冊で、人生や働くことについて深く考えさせられた。お金のためではなく学ぶために働くなど重要な考え方について説得力のある話が記載されている。

その他、紹介された本。「経営チーム革命」、「経営を支える広報戦略」、「外国人との交渉に役立つ英会話」。



次回の読書会は2月5日(日)、原宿の隠れ家カフェ"モントーク"での開催を予定しています。別途イベント通知を作ります。

宜しくお願いします。